花咲く丘に♪

アルツハイマー型認知症の父と介護する母が気がかりな、娘のharuがつづります。笑顔で^^

北海道旅行! ~4日目 最終日~

8月20日(火)

4日目の予定

札幌 9:55発---------10:31着 新千歳空港 12:30発---------羽田空港14:05着 →自宅

    エアポート96号           ANA 062便

 

帰るだけの日です(笑)

 

 

朝食は前日と違うアメリカンタイプのカフェに行ってみました。

窓から札幌の街並みがよく見えて明るい雰囲気のよいカフェでした。

アメリカンタイプというのはよくわかりませんが、パンケーキかトーストかと、卵料理と飲み物を数種類から選んで、ほかのサラダなどは決まったものが出されましたよ。

両親も私もパンケーキとオムレツとホットコーヒーに。

ナイフとフォークとお箸が使えるようになっていて、父はオールお箸で食べました。

それ自体は構わないんですけど、機嫌はいいのに食が進まなかったのです…

お箸でオムレツは食べづらいよね^^;

父はやはり和食です。

あとカレーライス^^

 

 

ホテルをチェックアウトしてタクシーで札幌駅へ向かい、電車で千歳空港へ。

確実に父に座ってほしいので指定席で。

 

疲労やら筋肉痛やら出てきてしまい、私はイライラ気味でした。

父の表情が固くなります。

ごめんなさい >_<

 

 

 

 

 

千歳空港混んでました!

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手荷物は私が預けることにして両親はお土産を買いに。

私もあとで急いでお土産を買いに。

 

 

 

 

ここで話を戻しますが、札幌のホテルで気づいたことを。

1泊目の函館のホテルにフットライトが付いていて良かったと書きましたが、2・3泊目の札幌のホテルにフットライトが無かったから、付いていて良かったと気付いたのです。

札幌のホテルで、父が夜中に目を覚ました時(まあ、おトイレです)部屋が真っ暗なものでベッドサイドテーブルに設置してある電気スタンドの明かりをつけようとするのですが、どうもわかりづらかったようです。

電気スタンドのスイッチはスタンドの軸の根元あたりのテーブル上にあって、直径2cm高さ3cmくらいのつまみです。

そのつまみを回して明かりをつける調光タイプ。

そのつまみがベッドサイドテーブルに置いてある電話機の陰になって、見つけづらかったようです。

実家にはそのようなスイッチの、調光タイプの電気スタンドはないのです。

おそらく今までも実家では使ったことのないタイプ。

父はひもスイッチか、ON・OFFだけの押すスイッチを探している風でした。

夜中に父がスイッチを探すたびに母か私が教えました。

あのタイプに慣れている人は問題ないのでしょうけど…

もし今度旅行に行くときは、足元に置ける常夜灯くらいの灯りを持参しよう。

 

 

 

話を元に戻して、保安検査場で。

父は毎回引っかかるとのことで、上着のポケットの中身を出そうと母が調べても携帯電話が見つからない。

仕方ないのでそのままゲートをくぐると、やはり引っかかりました。

検査の方に調べられます。

あの、虫めがねみたいな形の器具で全身くまなく。

携帯電話が見つかったところは母が入れたところと違うポケットでした。

よくあることなんです^^;

後ろの方をずいぶん待たせてしまいました。>_<

 

 

 

 

 

 

帰りの飛行機は3席隣合わせで取れませんでした。

通路を挟んで両親が隣合わせ、私は母の隣の隣。

母の手が父のほうへ薬などの受け渡しのためにせっせと動いていました。

やっぱり3席隣り合わせが安心だなあ。

今思ったけれど、認知症の家族を含む場合の特例とかないのかな。

今回は取るのが遅かったから仕方ないかなあ~。

 

 

 

 

 

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羽田空港に到着。

帰ってこれたよ~♪

 

 

 

父は帰りのバスでも電車でもタクシーでも上機嫌^^

 

 

 

父と、母ともですが、同じ部屋に寝泊まりしたのがこの前はいつだったかわからないくらい。

今回の旅行で認知症の父と4日間過ごして、父の普段の様子を知れたことはもちろんだけれど、父との心理的な壁がずいぶん低くなりました。

目を離さないで世話をしなくてはという気負いがあったけれど、思っていた以上にたくさんのことができる、力が残っている。

世話をするというより、一緒に楽しむ、生活するという感覚になれました。

 

また父と旅行に行きたいです^^